【ジュネーブモーターショー13】メルセデスCLS63 AMGにも「S-モデル」…585psツインターボ

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メルセデスベンツ CLS63 AMGの改良モデル
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メルセデスベンツの高性能車部門、AMGが3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー13で初公開する『CLS63 AMG』の改良モデル。同車には、さらなる高性能を目指した「S-モデル」が設定される。

すでにS-モデルは、大幅改良が施され、デトロイトモーターショー13で発表された『E63 AMG』にも用意。CLS63 AMGにも、従来の「AMGパフォーマンス」パッケージに代わる仕様としてラインナップされる。

排気量5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンは、コンピューターなどが専用チューンを受け、最大出力585ps/5500rpm、最大トルク81.6kgm/1750-5000rpmを獲得。標準仕様のCLS63 AMGに対して、28ps、8.2kgmパワフルだ。

またS-モデルの駆動方式は、標準仕様のFRは用意されず、4WDの「4マチック」の最新世代版とのみ、組み合わせられる。この最新4マチックにもAMG専用チューンが施され、前後の駆動力配分は33対67を基本とする。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT 7。S-モデルは0‐100km/h加速3.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)。0‐100km/h加速は、通常のFR仕様よりも0.6秒、通常の4マチック仕様に対しては0.1秒の短縮だ。

なおS-モデルは、クーペとシューティングブレークの両ボディに設定される。

《森脇稔》

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