全体相場は3日続落。
外為市場での円高を嫌気し、輸出関連株を中心に売りが先行。売り一巡後は買い戻しが入る局面も見られたが、後場入り後はアジア市場の軟調な動きが嫌気され、引けにかけて売り込まれた。金融緩和政策は決まったが、材料出尽くし感から利益確定売りが止まらない状況。市場関係者は企業業績の行方に対する注目度を高めつつある。
平均株価は前日比222円94銭安の1万0486円99銭と急落。
円相場が1ドル=88円台に上昇したことを受け、自動車株は全面安。
トヨタ自動車が85円安の4115円と続落。
日産自動車が24円安の842円、ホンダが55円安の3285円と続落した。
マツダが8円安の209円、スズキが46円安の2272円とさえない。
こうした中、ダイハツ工業が4円高の1768円と3日ぶりに反発。新型「ムーブ」の販売好調など好実態を評価した買いが入ったもよう。