東京オートサロン13会場の東8ホールにある「2UX3J(レクサス)ブース」では、4台のレクサス車を「猛獣」に見立てて展示しているが、その中でも異質といえるのは『LFA』だ。オープン仕様の特別モデルだが、このクルマだけはラッピングフィルムによる装飾は無い。
LFAがイメージしているのは、野生では希少なホワイトタイガー。白く輝くボディは美しいが、ラッピングを施した他の3台よりは地味に見える。
だが、その思いが一変される瞬間が1時間に数回訪れる。実はこのLAF、プロジェクターを使ってCGを映しこむ「プロジェクションマッピング」のカンバスとなっているのだ。
最近では東京駅の丸の内駅舎への投射と、これを一目見ようとする人たちが集まりすぎて中止になってしまった…というハプニングによって多くの方に知られるようになったプロジェクションマッピングだが、この技術がついにオートサロンにも投入された。
LFAのエンジンルームを再現した映像や、展示されている(止まっている)クルマに躍動感を与えるような演出をしており、映像が流れ出すと「一番派手に見える」という工夫がなされている。