フォルクスワーゲンは1月10日、米国で1月14日に開幕するデトロイトモーターショー13において、『パサート パフォーマンス コンセプト』を初公開すると発表した。
同車は北米向け『パサート』(欧州や日本仕様とは異なる)をベースにした高性能モデルの提案。パワフルなエンジンや強化された足回りを採用する。
注目のエンジンは、直噴1.8リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。EA888型と呼ばれるユニットは、欧州やアジアのフォルクスワーゲン車に広く搭載されているが、パサート パフォーマンス コンセプトでは専用チューンが施され、最大出力250psを引き出す。
トランスミッションは6速AT。車高を低めたスポーツサスペンションや専用チューンの電動パワーステアリングが採用され、ハンドリング性能を引き上げる。
内外装には、スポーティな演出が施された。19インチアルミホイールやデュアルエグゾースト、カーボンファイバー製ドアミラーを装備。バイキセノンヘッドライトには、ステアリングの操舵角に連動するAFSが組み込まれた。LEDテールライトも採用。
インテリアには、ツートンレザーシートやカーボン調パネルを導入。なお、パサート パフォーマンス コンセプトは、近い将来の市販を計画している。