フィアット クライスラー ジャパンは、『アバルト500C』をベースに大幅なテクニカルチューニングを施した『アバルト695 エディツィオーネ マセラティ』の予約受付を2月1日より開始する。
全世界限定499台のうち日本には100台導入。販売は3月1日より開始する。
アバルト695 エディツィオーネ マセラティは、アバルトとマセラティのコラボレーションにより誕生した、エレガンスとスポーティさを凝縮した特別なモデル。他ブランドとの組み合わせは『アバルト695 トリブート フェラーリ』以来。
エクステリアは、マセラティの「ポンテベッキオ ボルドー」と呼ばれる3層メタリック塗装を採用。また、サイドビューには2ブランドのコラボレーションを示すスペシャルバッジを配しているほか、ホイールは、マセラティのエンブレムであるトライデント(三叉の銛)をモチーフとした専用の17インチアロイホイールを装着する。
オーディオにはJBL製Hi-Fiサウンドシステムを採用。サンドベージュのレザーシートには695のエンボスが施されているほか、専用のカーボンキックプレートや車両シリアルナンバープレートなど、細部にいたるまでマセラティの名を冠するにふさわしい、特別感あふれる仕上がりとなっている。
エンジンは、トリブート フェラーリと同様、1.4リットル直列4気筒T-Jet 16Vターボエンジンをチューニングし、最高出力は180ps、最大トルクは25.5kgmまで高めている。またトランスミッションには、シフト時間を短縮したATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「アバルト コンペティツィオーネ」を採用したことに加え、レーシングスタイルのパドル式スイッチを備えることで、エンジンのパフォーマンスを100%引き出すことが可能。さらに、パワーの増強に合わせて、サスペンションとブレーキングシステムも強化している。
価格は499万円。