全体相場は3日続伸。
外為市場での円安進行を好感し、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行。世界経済の改善に対する期待も後押しし、堅調な動きが続いた。
平均株価は前日比148円93銭高の1万801円57銭と大幅続伸。2011年2月21日以来1年10か月ぶりの高値を付けた。
円相場が1ドル=89円台に下落したことから買い安心感が強まり、自動車株は全面高。
トヨタ自動車が55円高の4260円と続伸。大手外資系証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げし、目標株価を3600円から4700円に引き上げている。同証券では1円の円安で1株利益が10円上昇するとしている。
ホンダが50円高の3380円、日産自動車が19円高の873円と続伸した。
こうした中、いすゞが4円安の541円と小反落。
三菱自動車が94円で変わらず。