【ダイハツ ムーヴ 改良新型】カスタムの元祖は初心に戻ってリデザイン

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ダイハツ・ムーヴカスタム
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ダイハツ『ムーヴ』がマイナーチェンジ。それにともない、フロントやリアのデザインが一新された。

ムーヴカスタムのデザインを担当した同社デザイン部デザイン室プロダクトデザイングループの福田学さんは、リア周りの特徴について、リアコンビランプを挙げる。「LEDを片側で20個使いました。スモールランプで20個光り、ブレーキを踏むとそれがさらにバッと、20個とも大きく光るのです。これにより、一目でムーヴとわかる存在感を出せたと思いますし、また、後方への視認性も向上しました」と述べる。

また、福田さんはこの特徴について、「ここまでやらないと、他車には勝てません。我々としてはカスタムの元祖だと思っているので、しっかりとした存在感で負けないようにしています」という。「一歩間違うとアフターパーツのように感じられますが、そのギリギリのところで、かつ、派手すぎないようなバランスは凄く意識しました」と話す。

「初代ムーヴの時に裏ムーヴとして、フロントフェイスを変えたものを出しました。そこから、カスタムの路線がずっと続いており、今回はその進化版です」といい、「マイナーチェンジ前のモデルは、標準車に対して、ちょっと上級な位置づけだという認識が(一般的に)増えて来ていましたので、そこを狙いました。しかし、実際にはカスタムらしさ、アグレッシブさや存在感を求めるユーザーが多かったことから、今回は最初に戻り、改めてカスタムらしさをしっかりウリにしています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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