気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2012年12月14日付
●自民勢い変わらず、衆院選終盤情勢調査、民主苦戦続く(読売・1面)
●中国機尖閣領空侵犯、初の確認、空自,緊急発進(読売・1面)
●笹子下り線670件不具合、トンネルボルト緩み腐食(読売・1面)
●円安・株高当面続く?金融緩和圧力、エネルギー輸入増(読売・8面)
●全トヨタ労連、ベア断念へ、4年連続、傘下も同調か(朝日・8面)
●ホンダ、バイク2万台リコール(毎日・30面)
●MRJ月産10機、三菱航空機、100機追加受注、20年メドフル生産(日経・11面)
●日産、EV用の電池米で工場稼働(日経・13面)
●災害時電力融通、トヨタが協定、宮城県など(日経・15面)
●選挙カーが事故、管前首相ら軽傷、府中、ポールに接触(日経・43面)
ひとくちコメント
「いい車は色が美しい」をモットーにその年の最も優れた色彩の自動車デザインを選ぶ「オートカラーアウォード2013」(主催・日本流行色協会)の最終審査会が13日、東京・渋谷区の文化女子大学のキャンパス内で行われた。
今年のグランプリには富士重工業(スバル)の「XV」(外装色=デザートカーキ、内装色=ブラック)を選出。今回で15回目になるが、スバル車がグランプリを獲得したのは初めて。
トヨタ自動車など国内の自動車メーカー8社から計27台がエントリーしたが、今回からファッションカラー賞にはテーマカラーを設定。今回は「PINK」をテーマに取り上げたが、そのファッションカラー賞にはダイハツ工業の「ミラココア」(外装色=ムースピンクパール、内装色=アイボリー×ブラック)が選ばれた。
また、各メーカーのデザイナーが他社の優れた車を選ぶ「オートカラーデザイナーズ・セレクション」の中では、マツダの「アテンザセダン」(外装色=ソウルレッドプレミアムメタリック、内装色=オフホワイト)が僅差でグランブリは逃したものの、エクステリアとインテリアの両部門のダブル受賞に輝いた。
マツダの担当デザイナーの田中美枝さんは「入社して5年目ですが、学生時代から赤の色が大好きで、アテンザのシンボルカーは迷わず赤に決めたのが認められて嬉しい」と話す。
一方のグランプリを受賞した富士重工の担当デザイナーの雲野裕紀氏は「XVを2台エントリーしたが、まさかグランプリをもらえるとは思わなかった。個人的にはオレンジ色のほうが気に入っている」と照れながら語っていたのが対照的である。