東風日産は、中国ローカルブランドのヴェヌーシアからEV『e30』の投入を示唆した。EVに関しては、現地メーカーのBYDを初め、広州汽車らがコンセプトを披露しはじめている。EVの市場浸透を左右するポイントはインフラ整備であるが、この点、中国政府の動向が行方を左右する。小型バイクに関しては、上海などの大都市ではすでに電動化が浸透している。車両単体の価格面でガソリンバイクに比べ電動バイクが購入しやすい水準にまで低下していること、ガソリンバイク利用時のガソリン代というランニングコスト、ナンバープレートの購入規制など、必然的に電動バイクを利用する方向で社会がシフトしている。こうしたシフトを生み出す政策の浸透は、中国という国の特徴からも速やかに行なわれる。今後、EVが中国市場に浸透するか否かは、政策の影響を大きく受けると見られ、東風日産がローカールの低価格ブランドヴェヌーシアにEVをラインアップしたことは、未だ一般的にはガソリン車より高価であるEVの価格競争力を示すものでもある。
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