ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、一部報道陣向けにBMW Group Innovation Day in Japanを開催し、先進環境技術に関するプレゼンテーションを行った。
このために来日した、BMW AG ディーゼルエンジン開発担当のクリスチャン・メルツィンガー氏は、まず、BMWのディーゼルエンジンの歴史について、「1983年にBMWとして初めてディーゼルエンジンの『524td』を発売しました。トルクは210Nm、出力は80kwでした」と振り返る。そして最新のディーゼルエンジンは、「(750d)トルクは740Nm、出力は280kwの6気筒インラインエンジンです。このように、1983年から過去30年間ほどで、トルクを352%、出力も330%も改善したのです。同時に燃費も11%改善。排出ガスの量も99%改善しています」とその進化を語る。