日産 ヴァーサ セダンに2013年型、米国最安値を維持

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日産・ヴァーサセダン
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日産自動車の米国法人、北米日産は11月20日、2013年モデルの『ヴァーサ セダン』を発表した。引き続き、米国最安値の新車の地位を維持している。

現行ヴァーサ セダンは、初代ヴァーサ セダン(日本名:『ティーダ ラティオ』)の後継車として、2011年4月のニューヨークモーターショー11でデビュー。米国ベース価格は1万0990ドル(約90万円)と、米国で販売されている新車の中で、最も安い価格が話題を集めた。

今回、北米日産は、同車の2013年モデルを発表。HR16DE型 1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンを引き続き搭載する。最大出力は109ps、最大トルクは14.8kgmと変わらない。

ベースグレードの「1.6S」は、従来5速MTとCVTを用意していたが、2013年モデルではCVTを4速ATに変更。上級車のCVTは、エクストロニックCVTに置き替えた。これにより、燃費性能を向上。米国EPA(環境保護局)高速燃費は、16.16km/リットルから17km/リットルへ改善している。

2013年モデルのヴァーサ セダンのベース価格は、1万1990ドル(約99万円)と、従来よりも1000ドル(約8万2000円)上昇。それでも北米日産は、「米国で販売されている新車の中で、最安値」と説明している。

《森脇稔》

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