富士通テンがこの秋に発売した天井取り付けタイプの後席用ディスプレイ「RSE0912」は、市販品唯一の「左右首振り機構(各30度)」を搭載した9型VGAの後席用モニターだ。
ターゲットは中〜大型クラスのミニバンユーザーで、座席数の多い車でも乗車位置に応じてディスプレイをベストポジションに調整が可能。大画面9型VGAの高精細ディスプレイで、迫力のあるキレイな映像を楽しむことができる。
本機では、周囲の明るさに応じて自動的に画面輝度を調整して見やすくする「オートディマー」機能も搭載している。また、新たに開発した車種専用の取付部品により、天井への取り付けが可能だ。車種専用取り付けキットは、アルファード、ヴェルファイア、エスティマ、ノア、ヴォクシー、ステップワゴン用が1万5750円、セレナ用が1万6800円。専用キットなので、後付け感のないフィッティングも魅力だ。
その9インチVGA後席用モニターと組み合わせて使いたいのが、この夏に登場したイクリプスのフラッグシップ“ULTRA AVN”こと『AVN-ZX02i』。本機の最大の特徴は、その9インチの大画面とニンテンドーDSソフト「クルマでDS」が付属すること。DSとカーナビをつなぐことで、カーナビの地図や位置情報と連携し、DSで目的地を設定したり、観光案内やご当地クイズなどを楽しむことができる。また、大画面化にともない表示も改良が加えられており、地図表示エリア拡大し、視認性と使い勝手を向上さている。
また、iPhoneのカメラ映像に、目的地の方向や、右左折情報などの案内をナビ画面に表示するアプリケーション「Driview」に対応。実際の映像にナビ情報を重ね合わせ、分かりやすさを追求している。
機能はAVN-ZX02iと同じだが、サイズが2DIN 7インチとなるの『AVN-Z02i』も同時にラインナップする。