トヨタホームは、トヨタホームつくし(福岡市)とともに、北九州市でスマートハウスの分譲を開始すると発表した。
トヨタホームが愛知県豊田市などの実証実験で得た省エネルギーのノウハウと、オールトヨタグループの先進技術を採り入れた「家・クルマ・情報」をスマートにつなげるスマートハウスを展開、再生可能エネルギーの活用を促進する街づくりに力を入れる。
現地モデル棟には最新の家庭用燃料電池(SOFC)も設置する。
北九州市八幡西区鉄王の「スマートヴィラ鉄王」は約30区画で、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を標準装備した。
12月1日から発売する北九州市若松区青葉台の「スマートヴィラ高須青葉台」は約40区画で、HEMSのほか、電気自動車・プラグインハイブリッド車(EV・PHV)用充電器、太陽光発電システム、エコキュートなどのスマートハウス機器を標準装備する。
両分譲地ともに建売と建築条件付住宅地の併売で建売はトヨタホームの主力商品「スマートステージ」。建売の販売価格は鉄王が3900万円台から、高須青葉台が3600万円台から。
トヨタホームは今後も九州を始め、全国の販売エリアでスマートハウスの分譲を促進する。