ベッテルの敵は、もはや信頼性だけ?

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セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
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ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテルがシーズン終盤3戦で心配するのは、信頼性トラブルによるタイトル喪失だ。

直近の4戦を連勝で飾ったベッテルが、2012年チャンピオンの最有力候補であることは間違いないとしても、次点で追うフェルナンド・アロンソとのポイント差は13しかない現状だ。

「インドでは良いレースができたと思っている。最後の2周でスパークを飛ばしたことは、実はたいしたトラブルではなかったのだけど、わずかでもトラブルが発生したら、われわれにはほとんど余裕がないということを嫌でも思い出させられた」

「2010年以降の現行ポイント方式のことも、今年はいろいろと考えることが多かった。たとえば最初の年の2010年も、一度はチャンピオン争いから消えたと思われたドライバーが終盤に再び浮上したことも忘れてはいけないよね」

ベッテルがタイトルを確定できる最も早いチャンスは、テキサスで行われるUSGPだが、レッドブルのコンストラクターズタイトルはこのアブダビのウィークエンドにも決まる可能性がある。

「決まれば大収穫だ。このことはインドからの帰りマーク・ウェーバーから教えられて初めて知った。僕とマークが同じ飛行機に乗り合わせたので、『墜落でもしたらレッドブルは困るんじゃないか?』と彼は言ってた(笑)。チームのためのタイトルをアブダビで獲得できればそれは素晴らしいんだけど、まずはウィークエンドを強力に戦い抜いて他のどのチームよりも多くのポイントを集めなければならない」

《編集部》

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