【新聞ウォッチ】ホンダ、決算情報開示をフライング…業績見通しは中国販売不振で下方修正

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年10月30日付

●バス自動ブレーキ義務化、国交省方針、高速道走る大型(読売・1面)

●メーカートップ「車2税廃止を」アピール懸命、国・地方は反発(読売・11面)

●タイでの車生産、各社が増産(朝日・8面)

●欧州危機:自動車リストラの波、フォード、プジョー工場閉鎖(毎日・4面)

●ホンダ、950億円下方修正、今期業績予想、日中悪化が響く(毎日・8面)

●転機:三菱自動車・益子修社長、韓国勤務で大きな自信(毎日・8面)

●メタンハイドレート、オホーツク・日本海で発見、明大など海底下数メートル、広範囲に(産経・3面)

●中国リスク収益圧迫、上場企業今期(日経・1面)

●ホンダ、決算発表でミス、開示前、一時サイトに掲載、発表時間を繰り上げ(日経・11面)

●富士重「インプレッサXV」月間目標の4倍の受注(日経・13面)


上場企業の2013年3月期の中間決算(4~9月期)が相次いで発表されているが、ホンダは29日の午後3時に開示する決算関連資料を手違いで午前10時半に早々とホームページに掲載したため、当初予定よりも3時間も繰り上げて同日正午に決算情報を開示した。

前倒しで開示した原因は同社広報部の担当者が誤って掲載する操作を実行してしまった「人為的ミス」という。担当者に責任感と緊張感が欠如したお粗末な話である。きょうの各紙にも「ホンダ、決算発表でミス」(日経)などと、フライングの経過を取り上げている。日経は「20分間にわたって外部から自由に閲覧できる状態が続いた。決算情報は株価に大きな影響を与える可能性があり、情報管理のあり方が問われそうだ」と指摘している。

一方で、肝心要の決算発表では、中国での販売減の影響などから2013年33月期の業績見通しを下方修正。連結営業利益を7月時点の予想から1000億円減の5200億円に、連結税引き後利益を950億円減の3750億円にそれぞれ変更した。

反日デモの影響で中国での生産や販売が大幅に落ち込むことを見込んだためで、日経もきょうの1面トップで「中国リスク」が重荷となる企業が増えそうだとみており、来週相次いで発表するトヨタ自動車や日産自動車などの収益見通しにも注目したい。

《福田俊之》

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