全体相場は7日続伸。
外為市場での円高修正の流れを受け、輸出関連株を中心に買いが先行。買い一巡後は利益確定の売りに伸び悩む展開となったが、平均株価は前日比3円54銭高の9014円25銭と小幅ながら続伸して引けた。
東証1部の売買代金は9270億円と低水準。
自動車株は高安まちまち。
富士重工が27円高の743円と反発。販売台数減ながら売上構成比の改善が進展したことで、12年9月中間期の連結利益予測の上方修正。収益力の向上を好感した買いが入ったもよう。
スズキが25円高の1750円と堅調。
マツダが続伸し、日野自動車が反発。
一方、大手3社は下落。
トヨタ自動車が5円安の3145円、ホンダが1円安の2612円と8日ぶりに小反落した。
日産自動車が2円安の702円と続落。
三菱自動車もさえない。
ダイハツ工業が1441円、いすゞが416円で変わらず。