ブリヂストンの津谷正明CEOは10月18日、グローバル研修センターで開催した「中期経営計画2012」の発表会見で、事業拡大に向けて「買収も排除しない」と述べ、M&A(合併・買収)に意欲を示した。
同社は新しい中期経営計画で、2013年~2017年まで、年平均5%を超える売上高の成長率を計画している。特に中南米を含む米州や、アジア・大洋州・中近東・アフリカ・ロシアなどの新興市場で事業拡大を図る方針だが、他社の買収も視野に入れていく構え。
また、中期経営計画で「断トツ」を目指すことにしているが、津谷CEOは「断トツは規模、利益だけで無く、まだまだ世界で1番で無いところはいろいろある。それらを強くしていく」と述べた。