【ダカール13】日野チーム代表の菅原義正氏、71歳で31回目の挑戦

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ダカールラリー2013に参戦する、日野チームスガワラの代表兼ドライバーの菅原善正氏
  • ダカールラリー2013に参戦する、日野チームスガワラの代表兼ドライバーの菅原善正氏
  • 日野チームスガワラは善正氏、照仁氏の親子ドライバーによる2台体制で参戦
  • 日野チームスガワラの発表
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日野自動車は10月16日、「ダカールラリー2013」に日野『レンジャー』2台で参戦すると発表した。参戦チームとなる日野チームスガワラの代表兼ドライバーの菅原義正氏は、1941年5月31日生まれの現在71歳、義正氏にとって31回目のダカールラリー挑戦となる。

菅原義正氏は、ダカールラリーに連続30回参戦のギネス世界記録を持つ。二輪での参戦から始まり、四輪、トラックと全カテゴリーに出場、1991年からはトラック部門に日野チームスガワラとして参戦、以来21回連続参戦している。

31回も継続して参戦する理由について義正氏は「41歳から挑戦を始めまして、この次で31回連続出場です。(日野チームとなって)最初の頃は“何としてでもトップをとるぞ”ということで頑張っていました。(レンジャーと比べ倍となる)相手は20000cc、V12気筒なんてのを相手にして勝負をして、それでもトラック部門総合2位をとりました」と過去を振り返った。

続けて「やはり、やっていると難しいんですね。どうやってもうまく卒業ができなくて、また来年も一から出直しで入学しようと思っていますので、頑張っていきたいと思います」と語り、義正氏にとって挑戦に終わりはないようす。

参戦発表会では、マシンの仕上がりに満足なのか上機嫌で話す義正氏。何歳までレースを続けるかについては「死ぬまでだめでしょうね」と笑いつつ、「迷惑をかけないように、やってみてこれは無理だと思った時には止めようと思います」と、語っていた。

2013年のダカールラリーは、ペルーの首都リマをスタート、アンデス山脈を超え、チリの首都サンティアゴのゴールを目指す。日野チームは、1号車に義正氏、2号車に義正氏の次男照仁氏がドライバーとなり、親子で排気量10リットル未満クラス4連覇を狙う。

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