フォルクスワーゲンはパリモーターショー12で、新型『ゴルフ』のスポーティモデル『ゴルフGTI』のコンセプトを公開した。新型ゴルフGTIは、220psと230ps、2つのエンジンパワーを選択できるのが特徴だ。
新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンを搭載。通常グレードは最大出力が220ps、最大トルクは35.7kgm。これに加え、エンジンは同じながら230psのハイパワーを実現する「パフォーマンスパック」を設定する。最高速度は250km/h、0-100km/h加速は6.5秒だ。
エクステリアは、ハニカム状のエアインテークとブラックのフィンを備えたスポーティなフロントバンパー、2本出しマフラー、専用のホイールなどが特徴。GTIのアイデンティティであるフロントグリルの赤いラインは、ヘッドライトユニットを貫くデザインとなり、より個性を増した。
インテリアは全体がブラックでまとめられ、ステアリングやシートには赤いステッチを採用しスポーティなイメージを高める。ハーフレザー仕様のシートはGTI伝統のグレー、白、赤のチェック柄だ。