【F1 日本GP】マクラーレン、ダブル入賞でチャンピオン争いに踏みとどまる

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ジェンソン・バトン(2012年 日本GP)
  • ジェンソン・バトン(2012年 日本GP)
  • ジェンソン・バトン(2012年シンガポールGP)
  • ジェンソン・バトン(2012年シンガポールGP)
  • ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
  • ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
  • ジェンソン・バトン(2012年 日本GP)
  • ルイス・ハミルトン(2012年 日本GP)
  • ルイス・ハミルトン(2012年 日本GP)

4位:ジェンソン・バトン(8番手スタート)
5位:ルイス・ハミルトン(9番手スタート)

ジェンソン・バトン(マクラーレン)はグリッド降格ペナルティーもあり8番手グリッドからのスタートだったが、オープニングラップの混乱を上手く切り抜け3番手へのジャンプアップに成功し、2番手の小林可夢偉(ザウバー)を追う展開となる。

14周目に1回目のピットインを済ませると、小林の前にフェリペ・マッサ(フェラーリ)が入ったため、今度は4番手から小林を追い、そのスティントの前半は徐々に離されていたが、後半からは盛り返し、その差が2秒を切ったところで小林がピットに向かった。

バトン自身も36周目にピットを済ませると、翌周からチェッカーフラッグまで3位表彰台をかけて小林との戦いが始まる。

4.4秒だった二人のギャップは45周目から2秒をきり、51周目からの最後の3周はギリギリDRSが使えるか否かの1秒近辺になる。

そして、ついにファイナルラップ。バトンは可夢偉の1秒以内に入り、ホームストレートでやっとDRSを使ったが、あえてKERSは使わなかった。(その狙いはバックストレートでのオーバーテイクを狙っていたためだと思われる。)

そしてチェッカーフラッグ。結局バトンは小林に0.5秒届かず、4位入賞となった。

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は9番手からスタートすると、ライバルのオーバーテイクとピットインにより、16周目に3番手まで順位を上げる。

翌周に自身もピットに向かうと7番手でコースに復帰、その後はダニエル・リチャルド(トーロロッソ)とキミ・ライコネン(ロータス)のピットインにより5番手になる。

32周目に自身2度目のピットインを済ませると、再び7番手でコースに復帰。その直後、パストール・マルドナド(ウィリアムズ)とリチャルドのピットインにより5番手になると、チェッカーフラッグまでそのポジションを守り抜き、5位入賞を果たした。

ハミルトンはドライバーズランクトップのアロンソから42ポイント差の152ポイントに伸ばし、かろうじて チャンピオン争いに踏みとどまった。しかし、依然として厳しい状況であることには変わりはなく、残りのGPでは少なくてもポディウムフィニッシュ目指してのプッシュが不可欠だ。

《烏山 大輔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集