フェルナンド・アロンソは、日本GP鈴鹿の金曜日フリー走行で「フィーリングは良かった」と語る。
アロンソとタイトル2位セバスチャン・ベッテルのポイント差は29。アロンソは逃げる立場だが、金曜日午後プラクティスはレッドブルとルイス・ハミルトンの優勢が際立っていた。鈴鹿のトラック特性はアロンソが今年優勝したシルバーストーンのそれに近いが、彼自身のこの週末の予想は控えめだ。
「シルバーストーン同様の戦闘力が出るかどうかはまだ断言できない。あのレースから3ヶ月も過ぎていて、その間にこちらも伸びたがライバルも伸びている。土曜日になればもう一回シャッフルがあって、本当の戦力模様が見えてくるだろう。鈴鹿には小規模なアップデートは用意したが、これについては特にお話しするようなことはない。もう少し様子を見てみたいと思っている」
金曜日の路面温度は鈴鹿の平均より高めだったが、タイヤの磨耗が問題になることはないとアロンソは言う。
「全体的なフィーリングは悪くなかったし、気温が高くてもこのタイヤは大丈夫だろう。高温でのレースは何回も経験しているし、つい最近もシンガポールがあった。 シンガポール同様のドライビング中のケアは必要だろうが、それはどのチーム同条件だからね」