【アウディ A6ハイブリッド 発表】パワーメーターで状況把握

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アウディ・A6ハイブリッド
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アウディジャパンから発売された『A6ハイブリッド』には、通常あるタコメーターに変えてパワーメーターが装備された。

同社営業本部商品企画部長の野田一夫さんは、「エンジンとかモーターなどの概念ではなく、システムそのもののパワーをどれだけ使っているかというものを示すものです」という。そのメーターには100までの目盛りがある。「グリーンで(EFFICIENCYと)表示される30までのところは電気走行を行っていることを示しています。そして、減速時にモーターを発電機として使い、充電する際は、0よりも下側のチャージ部分にメーターは振れます」と話す。

次に、「電動のところを通り過ぎて、もう少し加速をしていくとエンジンの力が必要になるので、そうすると、メーター上で40以上の数字の位置になり、モーターとエンジンの併用となります」。更にその先には、「BOOSTというポジションがあります。通常はある程度バッテリーの状況を見ながらモーターを使いますが、どうしても100%以上の力が欲しい場合は、充電を使い切っていても、エンジンに加えモーターで走るというポジションです。120%の力で走ることが出来るというイメージですね」と笑う。

従って、「ハイブリッドポジションでは、モーターを必要に応じながら切ったり使ったりを繰り返しており、ブーストポジションではエンジンもモーターも100%の出力となります」。野田さんは、「最初は見慣れないとわかりにくい部分もありますが、よくよく考えると、確かにエンジンの回転数などは関係ないのかなと思います」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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