ルノー・ジャポンは9月20日、『ルーテシアイニシャルパリ』と『ルーテシアエクスプレッションMT』をそれぞれ30台と40台の限定で発売を開始した。価格は234万8千円と204万8千円。
このルーテシアという名称について、同社商品担当のフレデリック・ブレン氏は、「2000年前のパリを指します。フランス語でルテス、ラテン語でルーテシアです。ルテスという街は、大体今の6区にあたるところです。当時はパリシイという民族がいたのでパリと命名されました」とその由来を語る。
そしてこのルーテシア(フランス名クリオ)は、「1991年から今まで、1100万台以上が生産され、1991年と2006年の2回欧州カーオブザイヤーを受賞しました」
ルーテシアはフランスに行くと、非常に多く走っており、パリに似合うクルマだとブレン氏。20区あるパリの中で、イニシャルパリは高級住宅街の16区、エクスプレッションMTはワインディングロードのある18区が似合うという。
では、日本でのカタログモデルとなるナイト&デイはどの地区が似合うクルマか。「夜も昼もにぎやかなところでなければならないので、6区でしょう。ここは昔のルテスがあったあたりです。サンジェルマン教会というパリで最も古い教会があると同時に、にぎやかなカフェもあります。そして、パリ第2大学もあるのです。また、クラブも大変有名なところや、多くのギャラリーもある。つまり、本当に夜も昼もとてもにぎやかなところなので、そこにちょうど合うのではないかな」と語った。