ヤマハ柳社長「二輪イベントへの参加者が増えている」

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国内二輪4社合同会見 ヤマハ発動機の柳弘之社長
  • 国内二輪4社合同会見 ヤマハ発動機の柳弘之社長
  • 8月に浜松で開催された二輪向けイベント「バイクのふるさと浜松2012」
  • 8月に浜松で開催された二輪向けイベント「バイクのふるさと浜松2012」
  • 8月に浜松で開催された二輪向けイベント「バイクのふるさと浜松2012」

ヤマハ発動機の柳弘之社長は19日に行われた国内二輪4社合同会見で、「昨今、各種二輪イベントへのユーザーの参加が増えてきている」と話し、安堵の表情を見せた。

国内の二輪車市場は2006年以降、減少の一途を辿り、10年には42万3000台と06年の57%にまで減った。それが昨年ようやく減少傾向に歯止めがかかり、11年には前年比5%の44万4000台となった。そして、今年は1~8月で3.0%増と増加傾向に転じている。特に軽二輪車(250cc以下)と小型二輪車(250cc超)が好調で、それぞれ13.3%増、15.1%増となっている。

「高速道路を団塊世代の夫婦がタンデムでツーリングしている姿や、女性だけでツーリングを楽しんでいる集団も見ることができ、それぞれの価値観で二輪車を楽しむ人が増え始めている」と柳社長は喜ぶ。また、フェイスブックなどSNSでバイクの輪が広がって、イベント会場で情報交換をする場面も多くなっているそうだ。

柳社長は「二輪ユーザーの利用環境をさらに整備してことが重要」と話し、より一層の努力を行い、二輪車の存在感を高めていく方針だ。

《山田清志》

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