メルセデスベンツ SLS AMG、F1セーフティカーが進化

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メルセデスベンツ SLS AMG GTのF1セーフティカー
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メルセデスベンツのスーパーカー、『SLS AMG』。2010年からF1のセーフティカーを務める同車が、大きな進化を果たす。

これは9月19日、メルセデスベンツの高性能車部門、AMGが発表したもの。9月23日に決勝レースを迎えるF1シンガポールGPにおいて、『SLS AMG GT』のF1セーフティカーがデビューすると告げられたのだ。

SLS AMG GTは2012年6月、SLS AMGの大幅改良モデルとして登場。排気量6208ccのV型8気筒ガソリンエンジンは、コンピュータープログラムの改良などにより、最大出力591ps/6800rpm、最大トルク66.3kgm/4750rpmを獲得。最大トルクは変わらないが、最大出力は従来よりも、20psパワーアップした。

7速デュアルクラッチトランスミッション、「AMGスピードシフトDCT-7」は、Mモードにおけるギアチェンジ時間を短縮。この結果、SLS AMG GTは0-100km/hを3.7秒で駆け抜け、最高速は320km/hに到達。0-100km/hは従来の3.8秒から0.1秒短縮。最高速は317km/hから3km/h引き上げられた。

足回りには、「AMGライドコントロールパフォーマンス」と呼ばれるサスペンションを新開発し、ハンドリング性能を向上させている。

このSLS AMG GTが、シンガポールGP以降、新たなF1セーフティカーを務める。市販モデルからの改造点は最小限。LEDフラッシュライトや無線システム、AMG製スポーツバケットシート、6点式シートベルトなどが追加されている。

《森脇稔》

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