プジョー・シトロエン・ジャポンは、新型プジョー『208』を11月1日より販売を開始すると発表した。
208は前モデル『207』と比較して、フロントで75mm、リアで10mm、ボディサイズをコンパクト化。207と同じホイールベースでありながら、デザイン全体の見直しによって後席のニ―ルームを50mm拡大したほか、トランク容量も15リットル増やし、285リットルを確保した。
また、アルミニウム製のフロントビームアブソーバー、フロントサブフレームのサイズ、ルーフのレーザー溶接、VHSS(高張力鋼板)とUHSS(超高張力鋼板)パネルを広範囲にわたり採用することで、大幅な軽量化も実現している。
エクステリアでは、特徴的なフローティンググリルを採用。グリル全面に使用されたテクノロジカルメッシュやクローム仕上げのバーが、引き締まった表情を演出している。また、リアのコンビネーションランプには、3つのLEDチューブを組み合わせた曲線的なライトデザインを採用した。
インテリアでは、小径のステアリングホイールと、その上部から視認できるインストルメントパネルを組み合わせ、特徴的なコックピットを演出。人間工学に基づいた視認性と操作性の高さを確保している。
パワーユニットは、環境性能を重視した新開発の3気筒1.2リッターエンジンを搭載。フリクションロスを大幅に低減し、燃焼効率などあらゆる部分での効率化を図り、82psの最高出力と118Nmの最大トルクを発揮する。
安全面では、フロントエアバック、フロントサイドエアバック、カーテンエアバックを各2個ずつ装備し、リアには3つの固定ポイントを備えるISOFIXアンカーを2座席分設置。衝突時の乗員保護に効果を発揮する。
価格は199万円から258万円。