GSユアサは13日、駅使用電力を自然エネルギーでまかなう「ゼロエミッション」を目指した「エコステ」のモデル駅である北本線平泉駅に容量240kWhのリチウムイオン電池蓄電システムを納入したと発表した。
同駅では、三菱電機が納入した電力供給システムにより、晴天日には夜間も含め駅舎で使用する電力の全てを太陽光発電によりまかなう事を目指している。
リチウムイオン電池蓄電システムは、太陽光パネルで発電した電力の余剰分を蓄電し、夜間や天候不良時など発電量が不足した場合に電力供給することにより、自然エネルギーを最大限に有効利用する役割を担う。
また同システムは、114台のモジュールを直列ならびに並列に接続して構成したもので、電圧や蓄電容量を容易にカスタマイズできるという。