【スズキ ワゴンR 新型発表】暗闇でのLEDイルミ演出に注目

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スズキ・ワゴンRスティングレー
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スズキ『ワゴンR スティングレー』には、スモールランプに連動して点灯するLEDイルミネーションが、フロントグリルとヘッドランプに採用されている。

スズキ四輪技術本部第一カーラインチーフデザイナーの村上俊一さんによると、このLEDイルミネーションが最も苦労した部分だと話す。「今まで経験がなく、こういった光物は独特のノウハウやスキルが必要なのです」という。

具体的には、「LEDの光らせ方や、何個使わなければいけないのか、どこに仕込むとどう光るのかなど、ランプメーカーとランプの担当デザイナーが試行錯誤を繰り返しながら、相当苦労して開発をしてきました」と振り返る。

では、なぜこのLEDイルミネーションを採用したのか。村上さんは「そもそも今までのスティングレーに対して、形を変えるだけではなくて、何かもうひとつ強いモノを与えてやれないかと考えたのです。やはり普通の『ワゴンR』では満足できない方が選ばれるので、何かひとつ強い主張があるといいと思ったのです」。そして、「最近は欧州車も含め、LEDの加飾を使うモノがポピュラーになってきました。また、スティングレーはちょっと価格の高いクルマで、これであればもしかするとやれるのではと、何案か提案したところ、是非やろうと役員や営業部門からの後押しもあり、採用しました」と述べた。

最後に村上さんは、「夜間の見え方は非常にインパクトがありますよ」と笑顔を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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