ボルボカーズの2012年上半期決算…84%の大幅減益

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新型ボルボV40
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スウェーデンの自動車メーカーで、中国の浙江吉利控股集団の傘下のボルボカーズは9月5日、2012年上半期(1‐6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は653億クローナ(約7627億円)。前年同期の629億クローナに対して、3.9%増加する。

一方、営業利益は2億3900万クローナ(約28億円)。前年同期の15億2900万クローナに対して、84%もの大幅な減益となった。

大幅減益の要因のひとつが、新車販売の減少。2012年上半期の世界新車販売台数は、22万1309台。前年同期比は、4.1%のマイナスだった。他社との販売競争や世界的な景気の後退が、新車販売に影響を及ぼした。

ボルボカーズのステファン・ジャコビー社長兼CEOは、「今春には新型『V40』を欧州で発売した。2012年下半期(7‐12月)の販売は上向くだろう」と述べている。

《森脇稔》

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