ドイツの高級車メーカー、アウディは9月6日、『RS5カブリオレ』をドイツでワールドプレミアした。
RS5カブリオレは、アウディ『A5カブリオレ』をベースに、アウディの子会社、クワトロGmbHが開発した高性能バージョン。すでにクーペボディの『RS5』は発表されており、今回そのオープン版がデビューを飾った。
注目のパワートレーンは、クーペのRS5と共通。自然吸気の直噴4.2リットルV型8気筒ガソリン「FSI」エンジンは、スーパーカーの『R8』譲り。最大出力450ps/8250rpm、最大トルク43.8kgm/4000 - 6000rpmを発生する。
トランスミッションは、7速「Sトロニック」。駆動方式はアウディ独自のフルタイム4WD、「クワトロ」だ。RS5カブリオレは0 - 100km/h加速4.9秒と、クーペの4.6秒から若干落ちる。しかし、最高速は250km/h(リミッター作動)。クーペ同様、オプションでリミッターの解除が可能で、この時の最高速は280km/hに達する。
もちろん、サスペンションやブレーキなど、足回りは強化されており、内外装もRS流儀のスポーティな装い。RS5カブリオレは2013年初頭、ドイツでの納車を開始する予定だ。