予選で2位というポジションからスタートしながら、悪夢のような1コーナーの混乱に巻き込まれた可夢偉。レース後の談話もガックリと肩を落とす内容だった。
小林可夢偉(ザウバー)13位
「予選は(2位で)調子が良かったのに、レースリザルトは本当にひどいことになってしまいました。スタート直後、目の前に他のマシンが飛んできたのでは手の打ちようがないですよね。直後に修理のためピットに戻って、7周目にはスローパンクチャーが出てもう一回ピットインしました」
「レース中はマシンのダメージの程度はわかりませんでしたが、車体についたタイヤ痕はずっと見えていました。レース後にパルクフェルメでスピードが出なかった理由がわかりました。サイドポンツーンやボディの一部がなくなっていましたから」
「スタート直前に僕のマシンから白煙が噴いていたのはわかっています。ブレーキが熱くなり過ぎていたためだと思いますが、何とかフィニッシュまで走ることができました。ホイールスピンが激しかった理由はまだ正確にはわかりません。これは現在調査してもらっています」