富士重工業は9月3日、2011年度のCSR(企業の社会的責任)活動実績をまとめた「2012 CSRレポート」を発行した。
同社は、2000年から環境報告書を、2004年から社会・環境報告書を、2009年からはCSR活動を報告するCSRレポートを、と公開する情報を広げながら、毎年発行している。
2012 CSRレポートでは、「クルマの走りを極めることは、愉しみのためだけでなく、安全のため、環境性能のためにも大切なことである」という同社の設計思想が、実際のクルマづくりでどのように実現されているのか、また、その想いを製造や販売の現場ではどのように反映しているのか、対談や現場からの声を通じて紹介している。
また同社は、暮らしに身近な存在であるクルマを通じてだからこそ、子どもたちに伝えられることがあると考え、工場見学などを実施。クルマづくりの現場を見たり、次世代育成・キャリア教育でのさまざまな経験を通じて、夢や希望をもって将来に挑む子どもに育ってほしいという想いを紹介している。