日本自動車工業会が発表した7月の二輪車の輸出台数は、前年同月比23.5%減の3万1998台と、3か月連続で前年同月を下回った。
車種別では、小型二輪車が同14.6%減の1万9889台と3か月連続のマイナス。軽二輪車は同25.3%減の7661台で3か月ぶりのマイナスだった。原付一種が同47.3%減の1397台、原付二種が同46.0%減の3051台だった。
地域別では北米が同27.7%減の1万1669台、欧州が同18.5%減の9302台と、主要市場で大きく数字を落とした。
メーカー別ではホンダが同12.2%減の1万2382台、ヤマハが同17.2%減の1万0529台、スズキが同43.5%減の4234台、カワサキが同35.5%減の4853台と、4メーカーともに不振だった。
輸出金額は車両分が1億6847万ドル(約133億円)、部品分が1億0899万ドル(約86億円)で総額が2億7746万ドル(約219億円)で前年同月と比べて21.6%減となった。