8月29日にロシアで開幕したモスクワモーターショー12。アフトワズは同社のラインナップを勢揃いさせるなど、母国で開催される国際モーターショーに、ロシア最大の自動車メーカーとしての矜持を見せた。
アフトワズ最大の見せ場は、同社の乗用車ブランド、ラーダによるクロスオーバーコンセプト『X RAY』のワールドプレミア。2ドアクーペのボディを備えたスポーティなクロスオーバーであるX RAY は、元メルセデスベンツやボルボカーズのデザイナー、スティーブ・マーティン氏がエクステリアデザインを担当した。躍動感と力強さを併せ持ったデザインが特徴的だ。
また、フロントマスクに「X」の文字が表現されているのも同車のアイデンティティの1つだ。さらに、インテリアも従来のラーダブランドにはない斬新さを備え若々しい雰囲気を放つ。
そのほか、ラーダ初のEV『EL ラーダ』に加え、『4x4』『Kalina』『Priora』『Largus』とアフトワズのラインナップが勢揃い。レースカー『Grant sport』やLargusのタクシー仕様まで展示されるなど、総力を挙げてブランドをアピールした。