トヨタ 86から金剛力士像まで…トップモデラーの祭典が開幕

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デザインからクレイモデル製作デモの様子
  • デザインからクレイモデル製作デモの様子
  • ホンダモンキーを使用したモデラー体験
  • トヨタ 86のモデル
  • クレイモデルエキシビジョン2012
  • 日本カーモデラー協会会長の井ノ口晃司氏
  • トヨタのモデラー作品「草原のSAI」
  • トヨタのモデラー作品「草原のSAI」
  • ホンダのモデラー作品「東大寺南大門 金剛力士像 吽形 模刻」

日本カーモデラー協会は8月29日・30日の2日間、科学技術館(東京都千代田区)にて「クレイモデルエキシビジョン2012」を開催している。

モデラーという仕事の一般認知を広めること、また後継者への啓蒙活動を目的とし、国内自動車メーカーのモデラーが集まり2005年より行われている今イベント。「ライバルである各社のモデラーたちが年に一度集まり、情報交換したり、イベントを通じ学生や子供と触れ合うことで、とても良い刺激となる有意義なイベントです」と日本カーモデラー協会会長の井ノ口晃司氏は語る。

会場では、スケールモデルや造形物、2輪モデルなど、各メーカーのプロが製作したモデリング展示、クレイモデルから3Dスキャナーで取り込んだレンダリング映像の3D投影デモ、学生によるデザインコンペ入賞作のモデラー育成講座、こどもカーモデラー教室など盛りだくさんの内容となっている。

特にプロのモデラーに直接触れ合うことができ、自身のデザインがモデル化されるモデラー育成講座では、学生たちが活き活きと実技指導を受けていた。

クレイモデルエキシビジョンは、30日も午前9時からから午後4時まで開かれる。入場無料。

《山本 一雄》

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