シュコダの新型セダン、ラピッド…チェコで量産開始

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8月23日、チェコのムラダー・ボレスラフ工場でラインオフしたシュコダラピッドの量産第一号車
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フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは8月23日、新型セダンの『ラピッド』(RAPID)の量産を開始した。

ラピッドは2011年9月、フランクフルトモーターショー11に出品されたコンセプトカー、『ミッションL』の市販版。欧州Cセグメントに属する5ドアセダンとして、2012年9月、フランスで開催されるパリモーターショー12で初公開される予定だ。

ラピッドの全長は4480mm、全幅は1700mm。シュコダのラインナップでは、『ファビア』と『オクタビア』の中間に位置付けられる。大人5名がゆとりを持って乗車できる、クラス最高水準の広さを備えた快適な室内空間が特徴。

8月23日、ラピッドの量産第一号車が、チェコのムラダー・ボレスラフ工場でラインオフ。同車はパリモーターショー12でワールドプレミアされた後、10月に欧州市場で発売される予定だ。

シュコダのウィンフリード・ヴァーランド取締役会会長は、「ラピッドはコンパクトクラスの新基準。我々の成長戦略の重要モデルだ」と語っている。

《森脇稔》

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