VW、米カリフォルニア州に新研究開発センター開業

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カリフォルニア州に完成したフォルクスワーゲングループの米国新研究開発センター
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フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲングループオブアメリカは8月20日、カリフォルニア州に新たな研究開発センターを開業した。

この研究開発センターは、同社が2700万ドル(約21億円)を投資して建設していたもの。フォルクスワーゲングループは米国市場へ、総額40億ドル(約3140億円)を投資し、さらなる成長を目指す方針。今回の新しい研究開発センターの建設も、その一環だ。

新研究開発センターは、6万4000平方mの面積を備え、今秋に本格稼働。当初は50名を雇用し、段階的に従業員を増やす計画だ。最新の太陽光発電システムを完備し、主にパワートレーンの研究開発や排出ガステストなどが行われる。

また、この研究開発センターを利用するのは、フォルクスワーゲンブランドだけではない。アウディ、ポルシェ、ベントレー、ブガッティなど、グループ内の各ブランドが研究開発拠点として活用する。

フォルクスワーゲングループオブアメリカのDavid Geanacopoulos副社長は、「この研究開発センターが2018年に世界の頂点に立つという目標達成に向けて、重要な役割を果たす」と語っている。

《森脇稔》

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