BMWは8月17日、米国カリフォルニア州で開幕した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、BMW『ザガート ロードスター』を初公開した。
BMWザガート ロードスターは、BMWとイタリアのカロッツェリア、ザガートとの協力で生まれたコンセプトカー。BMWは2012年5月にイタリアで開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ 2012」において、『ザガート クーペ』を初公開しているが、今回これに続く形で、そのロードスター仕様がベールを脱いだ。
ベース車両は、ザガート クーペと同じく、BMW『Z4』を選択。ザガートが得意とする、ハンドメイドによって作り出されたアルミ製ボディをまとう。ヘッドライトやテールランプは、Z4とは異なる専用デザイン。小型化されたフロントグリルは、ザガートの「Z」の文字で構成される。
また、Z4の特徴であるリトラクタブルハードトップを廃止。あえてソフトトップを採用することで、クラシカルな雰囲気を演出している。インテリアには、ブラウンレザーが奢られている。
なお、クーペ同様、BMWはこのロードスターに関しても、市販化計画について明らかにしていない。