全体相場は続落。
米国株安を受け、高値警戒感から利益確定の売りに押される展開。外為市場で円高一服の流れが一巡したことも嫌気され、輸出関連株を中心に売りが先行した。
後場入り後は買い戻しも入ったが、平均株価は前日比25円18銭安の9131円74銭と続落。終日見送りムードが強く、東証1部の売買代金は7491億円と低水準にとどまった。
自動車株はほぼ全面安。
ホンダが2円安の2653円と8日ぶりに小反落。二輪車の国内唯一の生産拠点である熊本製作所の開発体制を強化すると一部で報じられたが、利益確定の売りに押された格好。
日産自動車も9円安の782円と反落。
日野自動車が続落し、スズキ、いすゞ、富士重工が反落した。
こうした中、トヨタ自動車が15円高の3275円と続伸。
マツダが1円高の98円と小幅高。
三菱自動車が78円で変わらず。