「ナノ」が氷に効く…ダンロップの新スタッドレス「ウインターマックス」発売

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  • 住友ゴム工業取締役常務執行役員タイヤ技術本部長、西実氏
  • タイヤ購入者の約80%が氷上性能を求めた
  • 従来品である「DSX-2」から性能向上を果たしたウインターマックス
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住友ゴム工業は、スタッドレスタイヤの氷上性能を高めた新ブランド「WINTER MAXX(ウインターマックス)」の発表会を行った。

新ブランド、ウインターマックスは、新開発の「MAXXシャープエッジ」と、ダンロップ独自の新材料開発技術「4Dナノデザイン」により生まれた「ナノフィットゴム」を採用。

ウインターマックスの開発背景を、住友ゴム工業取締役常務執行役員タイヤ技術本部長の西実氏が語った。同社が実施した調査によると、タイヤ購入者が重要視しているポイントは、氷上性能の高さ、そして雪上、ウェット、ライフ性能と続く。西氏は「このようなお客様のニーズや市場環境を背景に、ダンロップ史上ダントツNo.1の氷上性能実現を新商品開発のコンセプトと致しました」と語った。

最優先課題に氷上性能を掲げつつ、新開発技術を活用し従来品である「DSX-2」よりも氷上、雪上、ドライ、ウェット、ライフと全ての性能向上を果たしたという。最後に西氏は同製品を「全国様々な地域、様々な路面状況において満足して頂けるように、高い総合性能を達成した我々の自信作です」と締めくくった。

WINTER MAXX(ウインターマックス)のサイズラインアップは13〜19インチまでの全88サイズとなっている。

《山本 一雄》

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