フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは8月9日、7月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は4万2560台。前年同月比は32%の大幅増で、4か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードマツダの7月販売のうち、フォードブランドは前年同月比44%増の2万6306台。販売の主力は、4月に発売された新型『フォーカス』だ。『モンデオ』の販売も好調だった。
また、江鈴汽車の7月実績は、1万5602台。前年同月比は8%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。こちらは、商用車の『トランジット コネクト』が主力車種だ。
フォードモーターの2012年1‐7月中国新車販売は、31万9882台。前年同期比は4%増だった。同社は2015年までに、中国市場に15の新型車を投入し、販売増を目指す。