韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の主力SUV、『サンタフェ』。同車が米国でエアバッグの不具合により、リコール(回収・無償修理)を届け出たことが分かった。
これは7月27日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。NHTSAによると、サンタフェの助手席エアバッグに不具合があり、体重の軽い大人を子どもと認識し、事故の際、エアバッグが作動しない恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、米国で販売された2007‐2009年モデルの合計19万9118台。ヒュンダイは対象車の顧客と連絡を取り、速やかにエアバッグのソフトウェアのアップデート作業を行う予定だ。
初代サンタフェはヒュンダイの中型クロスオーバー車として、2000年に登場。2代目モデルは、2005年にデビューした。欧州市場には、『ix45』の名前でリリースされているグローバル車で、累計世界販売台数は256万台に到達する。
3代目モデルは2012年4月、ニューヨークモーターショー12で発表。北米では『サンタフェ スポーツ』のネーミングで投入されることが決まっている。