安川電機は7月23日、マツダが開発、2012年10月から販売を開始する『デミオEV』の駆動システムに、同社のモータドライブシステムを供給すると発表した。
安川電機は、福岡県に本社を置く産業ロボットメーカー。産業用ロボットの生産台数で世界1位。
今回供給するモータドライブシステムは、同社独自の電子式巻線切替技術と、モータ制御技術を電気自動車向けにマツダと共同開発。低速領域で必要とされる高トルクモータの特性と、高速領域で必要とされる高回転モータの特性をひとつのモータに併せ持つユニークなモータドライブシステムとなっている。
また、広範囲な速度領域で高効率運転を実現するなど、デミオEVの力強く伸びやかな走行性能の実現に貢献している。