北米カーオブザイヤー主催団体は、「2013北米カーオブザイヤー」の第1次選考30台のリストを発表した。今回は例年になく日本車が多く、全体の半数近い13台がノミネートされている。北米カーオブザイヤーは今年で20回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。年間販売台数は5000台以上が条件となるため、スーパーカーや一部高級車は選考から除外される。2013北米カーオブザイヤーの第1次選考30台は、以下の通り。アキュラILXBMW 3シリーズBMW 6シリーズ・グランクーペキャデラックATSキャデラックXTSシボレー・マリブシボレー・スパークダッジ・ダートフォード・フュージョンフォード・フォーカス・エレクトリックホンダ・アコード(日本名:インスパイア)ホンダ・フィットEVヒュンダイ・アゼーラヒュンダイ・エラントラGTレクサスESレクサスGSレクサスLSリンカーンMKZメルセデスベンツSLクラス日産アルティマ日産セントラポルシェ911ポルシェ・ボクスターサイオンFR-S(日本名:トヨタ86)SRTバイパースバルBRZテスラ・モデルSトヨタ・アバロントヨタ・プリウスc(日本名:アクア)トヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)今回は例年になく、日本車のノミネートが多いのが特徴。とくにトヨタは、『アバロン』、『アクア』、『ヴィッツ』、『86』、レクサス『ES』/『GS』/『LS』の7台が選出され、メーカー別では最多となった。このうちレクサスLSは、30日に発表予定の2013年モデルがエントリーしている。またホンダからは、次期『アコード』と米国のEVで最も燃費効率の高い『フィットEV』、アキュラの新型コンパクトセダン、『ILX』の3台が指名。日産は新型『アルティマ』と次期『セントラ』の2台。トヨタ86の兄弟車、スバル『BRZ』も選出された。この他、テスラモーターズの新型EVセダン、『モデルS』もノミネート。前回イヤーカーに輝いたヒュンダイからは、『アゼーラ』と『エラントラGT』の2台がリストアップされている。今後は12月にファイナリスト3台に絞り込まれ、2013年1月のデトロイトモーターショーで、2013北米カーオブザイヤーが決定する。