レクサス『IS』のオープンモデル、『IS-C』。同車に最強グレードとして、『IS-F』のパワーユニットを搭載したモデルが登場する可能性が出てきた。
これは7月16日、米国の自動車メディア、『INSIDE LINE』が伝えたもの。同メディアがドイツ・ニュルブルクリンク近郊を走行する謎の『IS-C』のテストカーの姿を捉え、読者に公開したのだ。
同メディアが掲載した画像を見ると、『IS-C』の車体にIS-F用のバンパーなどを装着。リアには、大型スポイラーが追加されているのが見て取れる。これがIS-CにIS-Fのパワーユニットを移植した最強グレードとなる可能性があるという。
IS-Fのパワーユニットは、最大出力423ps、最大トルク51.5kgmを発生する2UR-GSE型直噴5.0リットルV型8気筒ガソリン。これが、オープンボディのIS-Cに組み合わせられるとしたら、そのパフォーマンスは刺激的と推測できる。
一方で同メディアは、この謎のIS-Cが、次期ISの先行開発テスト車との見方も紹介している。次期ISの車台に、現行IS-Cのボディを載せた開発プロトタイプ車というわけだ。
次期レクサスISは、2013年にもデビューすると予想される。果たして、このテストカーの正体は…。