世界最高峰のアクロバット飛行隊として知られるアメリカ海軍所属の「ブルーエンジェルス」。一方、世界最高峰の性能を備えたスポーツカー、日産『GT-R』。両者の対面が実現した。
これは13日、日産自動車の米国法人、北米日産が明らかにしたもの。日産GT-Rが日産のデザイナーやプロダクトプランナーとともに、ブルーエンジェルスの本拠地であるフロリダ州ペンサコーラ海軍航空隊基地を訪問。GT-Rとブルーエンジェルスの対面が実現したのだ。
しかし、単なる対面が今回の訪問の目的ではない。日産自動車のスタッフには、ブルーエンジェルスを構成するF-18戦闘機のコクピットを、詳細に観察する機会が与えられた。さらに、ブルーエンジェルスのパイロットから、操作系に関する詳しい説明も行われている。
北米日産によると、今回の訪問は、将来のスポーツカーの開発に反映させるのが狙い。同社のJared Haslamプロダクトプランナーは、「インスピレーションや新しいアイデアを得るために、ここへ来た。この経験が、将来の市販車に形となって表れるだろう」とコメントしている。