メルセデスベンツの入門モデル、新型『Aクラス』。同車の車台をベースに、SUVが開発されることが正式に発表された。
これは7月16日、ドイツ・ラシュタット工場での新型Aクラスのラインオフ式典で明らかにされたもの。メルセデスベンツの乗用車部門を統括するダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「新型コンパクトSUVがラシュタット工場で生産される3番目のモデルになる」と宣言したのだ。
ラシュタット工場では2011年9月、新型『Bクラス』の生産を開始。今回、新型Aクラスの生産もスタートした。そして今度は、そのAクラスから派生する小型SUVの生産計画が、公式に明らかにされたことになる。
この新型コンパクトSUV、車名は『GLA』が有力。ダイムラーは今後、4億ユーロ(約385億円)を追加投資し、新型SUVを含めたコンパクトカー向けパワートレーンの生産を増強する計画だ。