レクサスのスーパーカー、『LFA』。6月下旬、ドイツ・ニュルブルクリンクに出現した同車の謎のテストカーに関して、その正体が判明した。
これは、レクサスのファンサイト、『LEXUS ENTHUSIAST』が伝えたもの。同サイトの取材に対して、レクサスヨーロッパの広報責任者、Etienne Plas氏は、「2台のLFAのテストカーはワンオフモデルであり、純粋に開発テスト用の車両」と明かしたというのだ。
2台のLFAのテストカーは、ボディサイドに「AD-A」、「AD-B」のデカールが装着されており、LFAのファイナルバージョンのテスト車との見方もあった。Etienne Plas氏の言葉は、この説を否定した形。
同氏は『LEXUS ENTHUSIAST』に対して、「LFAに、これ以上のスペシャルエディションを生産・販売する計画はない」とコメント。当初の計画通り、500台限りで生産を終了するとしている。
それでは、2台のLFAのテストカーが、ニュルブルクリンクに現れた目的とは何か。LFAの後継スーパーカーの開発が、スタートしたと見ることもできそうだ。