国土交通省は6日、3大都市圏や観光地、環境未来都市などで電気バス、電気タクシー、電気トラックを活用する先駆的な事業を支援する地域交通グリーン化事業の対象案件を決めたと発表した。
支援対象は、電気バスが3件、電気タクシーが18件、電気トラックが6件の計27件で、導入台数はバスが4台、タクシーが電気31台およびPHV24台、電気トラックが15台の計74台。充電設備は合計25基となっている。
例えば、日の丸自動車興業が東京都内で改造電気バス2台を導入するほか、菊陽タクシーが熊本県菊池郡で電気タクシー14台を導入。電気トラックについてはさいたま市が同市内で8台を導入する。
国交省の支援は、電気バスとその充電設備に対して費用の2分の1を補助するほか、電気タクシーおよびトラックと充電設備に費用の3分の1を補助する。