ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、ロンドンGPの開催が現実になったと仮定したうえで、イギリスでF1を二戦開催することに問題は全くないと考えるとコメントした。
PRイベントにジェンソン・バトンと共に出席した彼は、マクラーレンのシミュレーターでロンドン市内の仮想サーキットを走るデモンストレーションを披露。バーニー・エクレストンがロンドンGPの開催の可能性を語ったばかりだが、イギリスのF1への貢献度を考えれば、2戦開催は当然だとハミルトンは発言した。
「スペインやドイツといった国がグランプリを2戦開催していること、一方でイギリスがF1に多大な貢献をしてきたことなどを考え合わせれば、まったくもって当然と僕は考える」
「シルバーストーンは僕にとってホームレースを超えた存在だ。レーサーのためのトラック、サーキットの王者だと思っている。でもロンドン市街地でF1を開催するとなると全く異質なレースになると思うけど、わが祖国のファンはF1を2戦楽しむ資格があると思わないかい?」
ハミルトンは一歩踏み込んで、もしも許されるならサーキットのデザインにも関わってみたいと語っている。
「当然、世界一のグランプリにしたいと僕は思う。サーキットデザイナーが僕にインプットを求めて来たことはないけど、依頼があれば、僕自身は協力を惜しまないつもりだ」